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最近の話題からの一言や自分の活動日記など

 

このページは20086月から外部ブログを使っています。 こちらです ⇒  Nishidak’s Talk, Talk! Social Psychology

 

 2006

 

今度、日本脱カルト協会の公開シンポジウムが、来る1111日(土曜)の午後、静岡県立大学にて行われます。テーマは「メディアとスピリテュアルなサブカルチャーの<あいだ>」です。演者には、有田芳生さん(ジャーナリスト)、伊東乾さん(東京大の物理学者)、櫻井義秀さん(北海道大の社会学者)、滝本太郎さん(弁護士)をお招きします。一般に無料(資料代金が500円程度いるかも知れません)ですし、おいしいコーヒーも飲めますので、どうか、どなた様も奮ってご参加下さいませ。

ずいぶんまたも更新してませんでした。今年も半年過ぎたわけですが、相変わらず、日本でも破壊的カルトの問題や悪質商法の問題が多く、さらには拉致監禁の男、世界ではテロ、そのすべての背景にはマインドコントロールの影響力があります。人は、信じやすい者、そして騙されやすい者。そういうことを書いた本(「まさか自分が・・・そんな人ほど騙される:詐欺、悪徳商法、マインド・コントロールの心理学」)も、自信あるから読んでくれないのでしょうかぁ。自分だけは大丈夫と多くの人は自信を抱いていることが多いですが、早くその危険性を理解して欲しいものです。こういった問題を研究者として扱っている私も日頃、騙されてやしないか心配しながら暮らしています。

悪質商法被害防止共同キャンペーン(東京都消費生活総合センター)に協力し、心理診断チャートを作りました。下バナーをクリックして遊んでみてください。何に注意しないといけないかわかります。あなたも「ねぎしょってるカモ」!

             

「まさか自分が・・・そんな人ほど騙される:詐欺、悪徳商法、マインド・コントロールの心理学」(日本文芸社のパンドラ新書)が出版されました。

 2005 

1114日 来る27日、東京ビッグサイトにて金融教育フェスティバル(金融庁の主催で文部科学省、日本銀行後援)が開かれます。そこで私も消費者セミナー「自己診断:消費者はなざだされるのか」に出演して、騙されやすさの心理テストを皆さんにやってもらう予定です。なお、12月中旬には、「まさか自分が・・・そんな人ほど騙される:詐欺、悪徳商法、マインド・コントロールの心理学」(日本文芸社のパンドラ新書)が出版の予定です。

74日 高校生がクラスメイトを刺す事件が最近起きましたが、長崎の少女が殺害する事件なども含めて、どうも、いきなり刺すやら殺すやらの「キレル」ことが問題にされるおり、インターネットの影響があるのではという意見がときどき聞かれます。しかし、本当でしょうか。私は、ストレスを発散させる新たな道具としてインターネット利用はある程度ではありますが有効に働いていると考えます。彼らの場合、問題なのは、親や友人が近くにいても理解者と感じることがなく、ネットでしか友好な対人関係が築けなかったところにあるのではないでしょうか。ネットでは相手が特定されない無責任なサポーターなので、実際の場面での即時的な解決にはつながらず、ネットでの自己表現は基本的に自己完結的にならざるを得ません。それでも、ないよりはなしだろうと思うのです。クラスでは言葉で自己表現の下手な青少年は、クラスメイトからはやはり変な人だと敬遠されるし、不気味な存在です。だから余計にからかったりされるので、それがストレスを生み出し、余計に悪い人間関係のストロークを作ってしまいがちです。そして突然爆発してしまう。こうなる前に、どうして直接コミュニケーションで解決をはからないのでしょう。小泉総理じゃないけれど「話せばわかる」じゃないでしょうか。つまり、そんなコミュニケーション能力のなさが主原因だと思いませんか。

622日 4月に放送された架空請求詐欺(NHK)の番組は結構、反響がありました。そのときのチェック項目、使い方に注意してください。つまり、あれに当てはまらなかったから安心というわけではありません。このあたり、もっとしっかりわかってもらわなくてはいけません。

63日 日本脱カルト協会が主催するはじめての大学カウンセラーを中心とするセミナーを開きました。また4月には、「法と心理学のフロンティア」(北大路書房)が出版されました。「マインド・コントロールと裁判」について書きました。

 39日 あっという間に、年度末なんですよね。更新をまたもサボってしまいました。この間、心理学者の仲間で書いた本がベトナムで出版されました。私の担当したマインド・コントロール問題は、ベトナムではどう受け止められるのかまったく不明です。この問題、来る320日で地下鉄サリン事件から10になります。各マスコミは特集するのでしょうか。読売新聞は取材に来られました。その日、日本グループダイナミックス学会では、神戸にて阪神大震災といっしょに扱ったシンポジウムを開きます(会場は、神戸国際会議場)。なお、振り込め詐欺については、現在「オレンジページ」誌が上手にまとめてくれています。ぜひ、ご一読を。そして来月14日予定ですが、NHK「ご近所の底力」で、詐欺に強くなる心理作戦なるものを放送する方向で制作中です。

 2004

1117日 2週間前、「現代のエスプリ,no.449:現実に立ち向かう心理学」,至文堂が出版されまして、その中で”マインド・コントロールとテロの現実に立ち向かう心理学”という論文を載せてもらいました。

1019日 このところ、静岡県内の講演が続いています。テーマは「弁護士さんの説得的コミュニケーション」、「これからの家庭」、「保健師のコミュニケーション研修」、「リーダーシップと集団心理」、「若者心理の変遷」などです。いろんなところで話するのは新鮮で楽しいし勉強になります。ところで、オレオレ詐欺が巧妙化してたいへんのようです。東京新聞にもコメントしました。なお私なりに、オレオレ詐欺対策をまとめました。

826日 北京では「罰ゲーム」の連続で体調を崩しました。でも貴重な体験が多く、話題になったアジア杯サッカー決勝戦も観戦できました。95日、日本犯罪心理学会のシンポジウム(昭和女子大学)に招待されています。そこではオウムの犯罪がテーマです。また912日、日本心理学会では司法制度と心理学のワークショップ(関西大学)にてトークします。

88日から、北京で開かれる国際心理学会に行ってきます。「テロリズムの心理」について発表してきます。はじめての中国旅行なんです。

83日、静岡県の民生委員さんに「相談援助のためのコミュニケーション技法」という内容で研修会の講師を引き受けます。

714日、鳥取県の保健師の新人研修で「保健師コミュニケーション・スキルを磨く」で講演します。片道6時間、行った事のない場所への旅行は楽しみです。

618日 オレオレ詐欺がさらに巧妙になって、また流行っているそうです。静岡新聞にもコメントしましたが、人は自分だけは被害あわないと根拠のない自信をもっていたりして、リスクを低く見積もる心理があります。お互いに気をつけましょう。

529日 元オウム信者の井上嘉浩氏の控訴審判決を傍聴しました。裁判官は、ごく普通の事件として扱い、彼ら信者の心理を一審のように理解することなく、死刑を言い渡した印象でした。つまり、宗教が犯した犯罪という大事な視点が欠けていたと思います。新たな犯罪を裁ける法の改正が必要ではないでしょうか。

511日 論文「携帯電話による電子メールネットワークが在宅介護者の健康に及ぼす効果」が日本看護学会誌,13,2,29-38

511日 論文「破壊的カルトでの生活が脱会後のメンバーの心理的問題に及ぼす影響」が心理学研究,751,,9-16(日本心理学会)に掲載されました。

42日の読売新聞の夕刊にコラム記事を載せてもらえる予定になりました。がんばりますが短いだけに難しい。

317日、新潟県巻健康福祉センター主催のコミュニケーションスキルの研修に講師として招かれました。欲張りすぎたのと対象者が少しイメージがちがていたこともあって、イマイチの出来でした。企画者にはすみませんでした。でも保健婦雑誌(20032月号)を読んでいただいて、社会心理学と地域保健や福祉との協調に努めたいです。

312日、静岡県のしみず商工会議所で、経営と商品企画についての社会心理学応用の講演でした。住民としていろいろ大きな声で言いたい点もありましたが、ちょっと控えめに言いました。わかってくれただろうか。地元住民が魅力を感じられる街でなくては外部から来るはずなってこと。

34日飛騨の高山にてマインド・コントロールについての講演をしてきました。高山はとても良いところですね。こじんまりした中に文化があります。とても気に入りました。おみやげは、お酒とラーメンと漬物、それに鰤の御すしと地ビール。すばらしい!!でも、飛騨牛は高くて買えません。

27日、麻原教祖の判決がありましたね。死刑は当然なのですが、法廷で彼が何か発するかに注目していました。不敵な笑いがあったそうですが、信者さんは、たぶん深い意味を読み取ろうとするでしょう。<まだオウムを吹っ切れない方へ: でも、これまでの法廷でのすべてを総合して考えてみてください。ここでもきちっとしたメッセージはなされなかったのです。それでも、彼は最終解脱者なのですか。自分たちで勝手な解釈するのはやめて現状を受け入れませんか。31日)

26日、静岡朝日テレビ「とびっきり静岡」に突然生出演してきたのですが、急いでいて、マイクつけたままタクシーに乗ってしまいUターンしました。内外のいろんなマスコミ取材でたいへんな日々でした。31日)

雑誌「教育と医学」に「マインド・コントロールと不安」の記事が掲載予定。219日)

静岡第一テレビ「静岡○ごとワイド」(2/26予定)に、オウム事件について地元静岡人としての思いをコメントしました。219日)

オウム信者や麻原教祖について、テレビ朝日「ニュース・ステーション」の226日、27日のオンエアー予定にてコメントしました。219日)

読売新聞の連載「裸の教祖」(2/12)、日経新聞の連載「オウム闇の決算」(2/17)にコメントを載せてもらいました。219日)

TV東京の「ニュース・アイ」(17:00時から)、麻原教祖の判決の日(2/27)にコメンテーターやらせてもらうことになりました。29日)

オウム被害者の会が主催したパネルディスカッションに参加。死刑は麻原教祖だけでよいのではないかという意見で一致しました29日)

地下鉄サリン事件被告の控訴審(2/6東京高裁にて)での証言を終えました。29日)

講演:ジェンダーと組織(静岡県立こども病院公開講座第5回)23日)

TV:児童虐待についてコメント(静岡朝日テレビ「とびっきり静岡」2/3オンエアー)よく似た内容で、静岡放送、テレビ静岡にも取材を受けましてすでに放送されました。一応報告まで。22日)

対談:託児ボランティアの方や介護士の方と男女共同参画について対談しました。(あざれあ地域カレッジin菊川・小笠・大東)21日)

講演「健康はこころから:今時の健康観とストレスの対処」(ふいーる21128日)

沼津地区事故対策委員会(国土交通省静岡支局):交通心理学というのがあって社会心理学者の人手不足のため参加しました。国道1号線の沼津周辺は事故が多発だそうでその分析と対策に協力します127日)

地下鉄サリン事件被告の控訴審にて証言121日)

講演:マインド・コントロール(静岡県立こども病院公開講座第4回)16日)

 2003

デート商法についてテレビ東京系「ジカダンパン」にて解説しました。6月末にオンエアー予定だそうです0369日)

最近、自殺の連鎖が起こっていますね。これは「ウェルテル効果」といいます。静岡新聞67日にコメント0369日)

カルト勧誘に対する予防パンフレット、カルトからの救出について勉強するビデオがもうすぐ完成(申し込みは日本脱カルト研究会の事務局に)03311日)

来月、日本グループダイナミックス学会にて、集団健康度チェック目録の発表をします03219日)

またオウム真理教の裁判で、弁護人から依頼された仕事を始めました。難しい仕事ですねえ03219日)

卒業研究の要旨を更新しました03219日)

北朝鮮拉致家族の問題ではマスコミ報道は減りましたが未解決ですね。彼らの子供たちが日本に帰国というけど、彼らの心理からしても簡単ではないです。アフガニスタンを取材した藤原紀香さんは、飢えと病気に苦しむ現地の人にインタビューして「日本に来たい?」といったら「いやだ」といったそうです。それが答えではないですか03219日)

 2002年 

北朝鮮拉致問題ですが、「洗脳」との関係について、いろいろなマスメディアから質問を受け、一通りお答えしました。各新聞や週間文春でのコメントのとおりですが、とても解決は難しい問題です。簡単に「帰国させろ!」と考えることはできません。国家間のメンツや取引と家族・個人の幸せは別の次元なのです。私が思うには、家族としてはこのままピョンヤンに住んでもらって、行き来自由にして、帰国はずっと先にまた考えるというのが現実的なことだと思います021017)。

111日に静岡新聞でコミュニケーションを特集します。そのアドバイザーをしていますので乞うご期待02918日)

日本脱カルト研究会が10月12日に第3回公開講座を「カルト集団の中の虐待」をテーマに行います02918日)。

少子化・高齢化の中でとっても大切なテーマですね。それは子どもを産みたくない、育てたくない社会になっていることが原因だと思います。つまり、男女共同参画社会の推進、これがキーではないでしょうか02527日)

親密な関係のおける暴力、つまり児童虐待やドメスティック・バイオレンス、そして高齢者虐待の共通性に注目しています。小論を書ききました02527日)

本年度は、マインドコントロールの授業科目はありません。好評を頂いておりました(??)が、静岡県立大学だけではなく集中講義もない予定です。でもリクエストがありましたら、喜んでやりますので引き続きよろしくお願いします0244日)

卒業研究の要旨を更新しました。今年は、4テーマで協働しました。ドメスティック・バイオレンス(結婚前のカップルの暴力を明らかにし、なぜ自分のパートナーは、暴力をふるうと被害者は認識しているのかを分析視点にしました。)、ネット利用のサーシャル・サポート(若者の対人関係の「希薄化」に焦点をあて、その代償としてネット利用は機能するのかがポイントでした。)、看護婦イメージの形成と変化(看護婦になりたいと思った経験のある女の子は多いけれど、本気で志望した人とそうでない人はどう違うのかが焦点です)、そして大学生の介護観(若者もいつかは介護の担い手となりますが、どんな考えを抱いているかが気になるところ)です。それぞれ、未熟なところありますが、意義ある良い研究になりました0226日)

 2001年 

更新が遅くてごめんなさい。何しろ、3つも管理しているので、どうしても個人のはあとまわしなのです。さて、テロリズムが問題になっていますね。社会心理学研究16巻3号2001年で、「オウム真理教の犯罪行動についての社会心理学的分析」という論文を掲載していただいています(日本社会心理学会第5回研究優秀賞)。かなり、テロ心理としては関係すると思います。基本的には、テロ心理には、恐怖感自己啓発社会的救済の心理があると思います011025日)

狂牛病については、社会心理学におけるリスク・コミュニケーションという分野をお役所はちゃんと勉強するべきだと思います。そのアピールを社会心理学者もしないといけないですね。たとえば、吉川肇子著「リスクコミュニケーション」福村出版なんかお勧めです011025日)

久しぶりに更新しました。昨年の公刊紹介卒業論文の要旨(児童虐待、看護実習のストレス、ダイエットとやせ認知関係)を掲示しました。今年から、DV(家庭内暴力)についても研究しはじめています。研究にご協力くださると幸いです01326日)

 2000年 

元オウム真理教の諜報省大臣だった井上嘉浩被告に無期懲役の判決が出されました。マインド・コントロールについて言及した世界的にも貴重な判決でした。被告の心理鑑定人であった私の感想を読んでください. 

 マインド・コントロール論への批判にそろそろ応えていくようにしたいと思います。まずは、マインド・コントロール再考のページをご覧ください。

 マインド・コントロールは、二者択一(「されている」「されていない」、「かかっている」「かかっていない」)で判断するのではなく、程度の問題ではないでしょうか(そこでJDCC集団健康度チェック目録)。そうでないと、この概念が思想の自由を奪うものに受け取られかねません。組織の目的や活動に対する正当なインフォームド・コンセントをとらないで違法行為にも従事させたり、重大な個人の問題に十分な思慮のできない身体ない環境状態に置いた上で意思決定を迫るといったことが問題なのです。(200016日)

 1999年 

「マインド・コントロール」という言葉が大衆的になり日常的に散乱しているちょっとした状況的拘束力にまで当てはめて使われるようになりました。もはや、カルトの用いた心理操作という現実から遠く離れていく気がします。もっと注意して限定して使って欲しかったのですがもはや仕方のない所まできてしまっているといえるかも知れません。カルトの用いるのはもっとトータル・システム的な心理操作です。しかし、個人の感情や思考の働きをまったくなくして人を受動的でロボット化するような魔法の技術でもないのです。19991220日)

オウム真理教の謝罪に対して、いろいろ責める気持ちはわかりますが、彼らはやっとソフトな関係を求めてきた証として評価すべきだと思う。こちら側もオウムの全てをただ否定するだけではなく、彼らの一部を理解する努力をしなければこの問題に解決は出ないのではないでしょうか。地域住民は、オウムとの対立関係を、民族紛争と類似しているとみなして対処するべきかと思います。19991215日)

地下鉄サリン実行犯の横山被告に対する東京地方裁判所の判決にはこういう内容がありました。「(被告が)西田証人の意見書や証言にあるような状況に陥っていたとすると刑事責任の能力に影響したことは否めない、しかし被告はそのような状況にはなかった。」 その判断根拠は、本人の記憶証言に頼っているようですが、当てになるとは思えません。(1999930日)

 

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